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2012/03/08 (Thu) 春を呼ぶ

 恐怖を感じるほどの漆黒の闇に浮かぶ炎

 照らされる人

 山伏の吹き鳴らすホラ貝の音と

 耐えることのない般若心境

 この世とあの世が入り交ざり、そして誕生を呼ぶ。



 北陸の海と山に挟まれた町で行われた春を呼ぶ神事に今年も行くことができました。

 
 一緒に歩いていた人がぽつりと言った言葉。
昔、こんなに厳しい土地では、冬を越すのは本当に命がけだったんだと思う。
春が待ち遠しいなんてそんな生易しい気持ちじゃなく、
命を繋ぐために、春、そして、植物や命の芽生えを祈る、そういうお祭りなんじゃないかって。

 この前、暦では啓蟄を過ぎました。
啓蟄・・・虫たちが動き始める時。

 春は生命の誕生の時で、生命の誕生というのはきっと、ただ季節が廻れば起こるということではなく、
なにか大きなうねりや化学変化のようなことがおきて、
きっとその時、あの世とこの世の扉がひらくのかも。

 そのあの世とこの世の扉を開くことを、人の力で起こしていく。
いや、もうそこにいる人たちは人の形をして人ではないかのような、
そんな想いにすら駆られました。


春は来ます。

それはもう、3月に入ったからとかそういう意味じゃなく、
春を命をかけて呼びこんできた人たちの、長い長い伝統が今年も継続して行われたから。


昨年、ものすごいみぞれと吹雪とあられの中で参加したこの神事。
最後に一回だけ大きく鳴り響いた雷。
お店のオープンを目前にしておこったこの出来事。
そのおかげで
きっとお店はたくさんの恵みがあったのだと、心から感謝しています。

一緒に行ったお友達は、今年はお礼まいりのつもりで来た。
なんて言っていましたが、わたしもそう。


この神事は本当に特別な特別な、
この新しい年に化学変化をいっぱい引き起こしてくれる幕開けだと思っています。



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2012/02/22 (Wed) yamahon

yamahonのことは、ちらほら目にしていたのです。

でも場所を見て、・・・伊賀かぁ・・・。
と。


急に誘ってもらったので、
そのyamahonとうとう行きました。


まずはまずは。
伊賀には伊賀牛というものがあるらしく、おいしいと評判のハンバーグ屋さんでお昼を食べました。

おいしいおいしい。

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それから一路yamahonへ。

山間の本当に何にもないような道の端に、それは突然ありました。

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看板からもう分かる。この妥協のない感じ。

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そこにいる植物のひっそりした感じやら、冬の寒い空やら、全てが完璧に世界を作っていました。

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前日の夜。
東京から来たお友達を青猫にお連れして、
そこにあった「BRUTUS CASA 」の8月号かな、理想の暮らしを手に入れるための店とかなんとかいう特集を二人でじっくり読んでいて、
おおいに刺激を受けたわけです。

棘は世界のどこにもない棘だけの世界を形作り、
空間のどこを見ても、いや、たとえ目をつむっていたとしても、空間の語りかける何かを感じ取れるような、そんな本物を目指したいのです。

いやいや、気配なんていうのは後からくっついて生じるもので、その気配を生み出すものは、
そこにさしだされている気持ち。そして、その気持ちがあればこそで提供されるお料理だったり、言葉だったり、目や耳に美しいあれこれだったり、なのでしょう。




東京から来たお友達は、名古屋の前に大阪を訪ねていて、そこでTRUCKに行って感動したと。
そして、鈴鹿のお友達は、去年行った栃木のSHOZO CAFEに感動したと。

本物の持つ本物感は、その下にいるものには何が違うのか分からない。
似たようなものが後追いでできたとしても、圧倒的な何かが違う。

そして、妥協なく本物であれば、こんなふうにどんな遠くからでもそれをかぎつけた人が来てくれる。
距離も時間も飛び越えたコミュニケーションと刺激。

棘で提供されるものは、その中身がきちんと本物でありたい。
忙しさに流されず、すべてをじっくり受け取って提供するということをしていきたい、

青猫からそんな思いに駆られています。




いい意味での焦燥感を感じ、
そして、訪れたこの、伊賀のyamahon。
「garelly yamahon / cafe noka」
http://www.gallery-yamahon.com/


木の肌、石の肌、コンクリートの肌、冬の植物の肌、
柔らかな光がその時間にふさわしい角度で照らし出す、それだけでため息が出るほどに美しい。

そんなそんなお店でした。

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yamahonの後に訪れた長谷園という老舗の窯元。
昔、恵比寿の近くに住んでいた頃、「igamono」という陶器のお店が新しくできて、ふらりと入ったことがあったのですが、まさにそのお店がここのshopだったそう。

古い古い登り窯を登っていって、
暮れかけた伊賀の里をしばし眺めました。

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かわった植物が咲いていて、
それもなんだか伊賀。

どんよりした空、
沼の近くに古い屋敷がぼろぼろに崩れおちている、
または、大きな竜の飾りのついた派手なお店がこれもこれでもかというほどに朽ち果てたりしていて、

なんだか異世界に迷い込んだかのようなちょっぴりゾワッとする道すがら。

伊賀ね。


本当に夢の中にボワっと大切なものを見せられたような、そんな紀行でした。

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yamahonでは津田清和さんの小さな片口を購入。心がホクホクしちゃってます。

http://www.gallery-yamahon.com/gallery_yamahon/stand/kiyokazu_tsuda/kiyokazu_tsuda.html








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2012/02/04 (Sat) 雪の日 1

 雪がたくさん降りました。

 いわゆる局所的というやつのようで、山寄りよりも名古屋市内、市内の中でもなんだかこの辺りが集中的にすごかったような印象です。(吹雪で前が見えなかったんだもの)

 朝

 まぶしい光にスクリーンをあげると、お外はすっぽり雪に埋まっていました。

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 特別な気分の朝に、スマイルクッキーの朝ごはん。

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 雪って静かね。

 時々トサトサっと雪が霧のように散らばって落ちてゆくそれが、心に触れる。

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 お外に出たら道もすっぽり

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 お空は晴れて、何だか夏の雲みたいな形をした、やけに白く輝いた雲がぽっかり浮かんでいました。

 長靴はいて、おでかけおでかけ。

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    続く







 

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2012/01/25 (Wed) シンプルになりたかったのですから

最近めっきりこもっています。

こもっているのがうれしい。

それができているというのは、きっと調子がいい証拠。

年明けからなんだか調子がいいのです。
長くお休みをもらって、のんびりゆっくり過ごせたからかな。
気分転換に出かけなくても、おうちでコマコマいろんなことが楽しく出来ている。

 
昔に比べたら、今の私の暮らしはほんとにシンプル。

買出しなどに、一社方面に出かけるか、
もしくはたまに人を見送りに名古屋駅に行くくらい。
あとは見事なまでに本山におります。

お金もね、本当に使わない人から見たら十分使っているかもしれないけれど、
以前のように昼も夜も働いてガンガン稼いで、そしてお洋服やら旅行やらお勉強やら、いっぱいいっぱい使う。
という暮らしから見たら、はるかに慎ましくなっています。

今、日々やりたいなと思うこと。

周りの小さなものに目を向け、耳を澄ますこと。
大切な人たちに心を込めて、会ったりメールやお手紙書く事。
ちゃんとしたものを美味しく食べること。
ゆっくりお風呂に入ること。

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そのくらい。

静かなそんな時間を過ごせたなら、また元気にお仕事したり人と会ったりできるもの。


今はね、今更ながら年賀状のお返事書いております。

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受け取った方は、どうか今更常識知らずだとか思わずに、
クスッと笑って受け取ってくださいませ。
なにごとも、一つずつしかできないもので。





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2012/01/22 (Sun) 産み落とす者に寄り添う覚悟

 読み終えて、「う~ん」と唸りつつ、「そういうことか」と合点が。
なんて。神様に対してブツブツと感じ入っている気持ちの悪い私です。

 思えば不思議な突然の出来事でした。

 もう6・7年前、少しだけ一緒に働いていた女の子がいます。
一緒に、といっても、私は院内をバタバタ走りまわっていたし、彼女は短時間入力に来ているだけの本当にアルバイトだったので、ほとんどお話しもしたことはなく。
 でも彼女の、落ち着いた雰囲気が私はとっても気に入っていたのです。
 確か年末だったので、私は住所を聞いて、年賀状を出しました。
(今はすっかり無精していますが、当時は自作のカードをいろんな人に届けたくて、知り合った人にはできるだけ出していたものです。)

 最近、その昔送ったカードを「ふと見つけて懐かしくなって…」、と久しぶりに連絡をいただいたのです。
それはうれしいうれしい出来事でした。
そしてfacebookで近況を覗きあい…としているうち、
とうとう昨日、名古屋での用事のついでにと、棘に遊びに来てくれました。
 今は彼女も東京を離れ、福岡で暮らしているんだとか。


 美術館で学芸員として働く彼女。
昨年、初めて自らが企画した展示が行われたということで、その図録をプレゼントしてくれました。


 「大浦こころ展  やわらかな圧力」

     写真+1


 この空間に合うと思うから、気にいるんじゃないかと思うよ。と。

 図録の表紙を見たとたんから私は完全に、完全に好きだな。と思いました。

 そして、その個展の様子や作品、さらに過去の作品を追ってペラペラページをめくっていって、
もう、完全に好きだな。と。
好きというか、とっても近いところにいる人だと思いました。
何なら私にアートセンスがあったなら、きっとこういう流れになっていただろう、とか、
おこがましいですが。

     写真+2

     写真+3


心の縦から横から奥行きまで、余すとこなくすくいあげて出してみたなら、きっとこういうことになるだろうなというのが、感覚として理解できる。感じがする。
というのは、きっと近いところにいるからだと思うのです。

何年も会っていなくって、ほとんどお話しもしたこともなかったのに、こんなものをポンと出してくる彼女はやっぱり、芸術を届けるところにいるプロだなと思ってみたり、
または私たちはすごくちゃんと縁があったんだなと思ってみたり。

 巻末にある彼女の書いた文章
「絵画と私と世界をめぐる ー大浦こころ試論」

     写真+4


「大浦こころさんと私は近いところにいる!」なんてその気になっているのはきっとこれを読んだことも大きくて、それは私の感性がどうこうというのではなく、彼女の読みとる力と筆力によるものでしょう。

 いや~まいったね。

 アートを届ける人の役割というのは大きいと、改めて思いました。

 
 この時の展示では、大浦さんは一年間かけてこの展示のための作品を制作してくれて、だから美術館サイドである彼女もじっくり向き合って準備したのだとか。
 だから思い入れも格別で、ビッグネームではないけれど、とっても真剣に鑑賞してくれた人もいたんだよとか、シャガール展よりよかったなんて感想をもらったんだなんてうれしそうに話していた彼女は、本当に清々しい充実感のある笑顔を見せてくれました。

 作家さんが作品を発表する場所を提供するものは、ただ場所を貸すというだけでなく、作家さんが新しく何かを生み出すお手伝いをする、まるでお産婆さんのような役割ではないかと。

 出産同様、作家さんにとって作品を生み出すことは、今の生きてるすべてを絞り出してこの世界に何かを産み落としてくれる、きっと精神の命がけの行為ともいえるわけなのだから、ギャラリーサイドもそれ相当の気持ちで向き合わなくちゃな。


 と。

 と思っていたタイミングで、
今日、造形作家のカトウユカリさんが3月の棘での展示の打ち合わせにやってきました。

 「もう個展は、、、と長らく思っていましたが、棘の空気が大好きだからもう一度やってみようかなと思いました…」

 と話すユカリさんの言葉にこちらも背筋をきちんと伸ばして。
 素晴らしい機会を伴にできることに感謝して。

 3月まで私もがんばります。






 




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