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2010/11/22 (Mon) 即興連弾

 気がつけば今年も終わり。

 今年は一度も演奏会をしなかったなあ。
好きな曲をゆる~くゆる~く勝手に弾いてたくらい。
信じられない程の遅いテンポで弾くのが好きなのです。逆グールドの世界で。

 なんて思っていたら、突然演奏会のお誘いをいただきました。

 しかも3日くらい前に。


  
 ホールにはキャンドルがたくさん灯され、みんなが山でとってきたアケビや松ぼっくりで作った大きなリースが飾られました。

      101121_2139~01
     

 
 今回は生まれて初めての、即興連弾という試み。

 
 黒鍵のみをを使った即興連弾。

 これはもう、細く細く楽しんできた30年のピアノ人生の中で、本当に価値観がひっくり返る経験でした。

 ずらりと並んだ鍵盤を、まずは眺めてみる。
頭はフラットに。
ただただ眺めてみる。
どの音を最初に押そうかな。

     101121_2144~01


 最初の一音をポンとならすと、あとはメロディが少しづつ生まれます。
それに合わせてセコンドが音を鳴らします。
そこで心に働き掛ける何かが生まれて音をさらに重ねていく。
 
 彼女の後ををついていきたくなったり、彼女の音に反応して自分の何かを激しくかき鳴らしてみたくなったり、
それを助けてくれる優しい音をもらったり…、

 くすぐりあっているような、会話をしているような、
言葉では届かないところにすっと音は入ってきてくれる。

 「曲」じゃないな、「時間」かな。

 弾きながら、里山の黄色く染まった風景が浮かんでいました。
どんなに激しくたたいたって、それは全部昔からあったことだよとでもいうかのような懐かしさに満ちた音。

 特別な特別な時間。

 演奏会はそれ以外にもたくさんの演目があったのだけれど、ピアノ連弾に合わせてみんなで歌った「もろびとこぞりて」が圧巻でした。

 男性女性様々な声がフロアに響いて…。

 讃美歌って、チャンティングなのだろうな。
その言葉を体を通して響かせることが祈りになるというか。

 昔昔から歌い続けられてきた祈りの歌はもう、とてつもない祈りの力を持っているのでしょう。
こんな21世紀の極東の島国の人間ですら、身ぶるいしてしまうほどに。

 音と歌の力。

 まさに体で味わった会でした。

     101121_2047~01



ちなみに今日の衣装は、ジェーンカンピオンの「ピアノレッスン」のイメージで。

     101121_2323~01





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