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2010/06/05 (Sat) マリーローランサン美術館

 こんばんは、anneです。

 マリーローランサンを知ってますか?
私はピカソクラスに有名な画家だと思っていたら、知らない人が結構いて、びっくりしてしまいました。
 でも私もほとんどちらっとしか観たことはなく、好みの感じだな~位の認識でした。

 先日茅野に行ったとき、白樺湖にあるマリーローランサン美術館にも行ってきました。

 マリーは淡い配色のでパリの女性たちを描き続けたのですが、実際の絵を観ると、淡さ、柔らかさからは程遠く、マリーの感じていた胸を絞られるような苦しさが、ものすごい迫力で迫ってきました。

 第一次大戦中、スパイ容疑をかけられ、夫とドイツ国内を転々としながら身を隠していた時代。次第に心の余裕をなくしていった夫との日々…。
 その頃の絵に描かれた女性たちは、瞳に力はなく、ただひたすらに儚くて、恐ろしいほどに美しいのです。

     DSCF0083_convert_20100605200030.jpg

 
 そして終戦後、離婚したマリーは男性的なものに対する嫌悪感をどこまでも強めていき…。
仕事で地位を確立し、自分らしい暮らしを取り戻した後半生のマリーの絵の女性たちは、

 もう何というのだろう、自信にあふれ、女であることを自分の中で楽しみ、華やかでものすごくパワーにあふれているのに息をのみました。
 それはもう、美しいと言えば美しいのだけれど、前半生の女性の美しさとは180度違って、多分もう男の人が近寄れない程の強さにあふれた美しさというのか、この世で広く受け入れられる類のものではなく、もう突き抜けてしまっているようでした。

DSCF0082_convert_20100605200119.jpg


 女の人はすごいな

 その生き抜く強さや迫力に圧倒されてしまったのです。

DSCF0081_convert_20100605200203.jpg


 そして私は母のことを強く思いました。

 17年前、旦那さまを亡くしてから、深い深い海を必死にもがきながら泳ぎ切った母は、それまでとはまるで比較できない程の強さ、華やかさ、美しさ、そして強い光を放つようになりました。

 マリーの描く女性のように…。

(この文章を書きながら、Chick Corea&上原ひろみの「place to be」を聴いてたら、涙が滲んでしまった。)

 ・・・来週母と妹が来てくれます。

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No title 

あれから17年も経つのですね。
お父様が亡くなられたのは
私たちにとって人生を決めていくための大切な時期でしたね。

お母様が悲しみを乗り越えて美しく輝いているように
今のアンさんもとても美しいです。

2010/06/06 12:10 | みこ [ 編集 ]


みこさん 

 ありがとう  

 あの頃からの私を知ってくれている、みこさんやたくさんのみんなが私の支えです。

2010/06/06 20:13 | anne [ 編集 ]


素人の感想ですが 

感想が稚拙ですが一番上の絵、なんか冷たい、陰な印象受けます。
真ん中と一番下の絵は上の絵とは印象が違いますね。
上と比べて明るい。
彼女の当時の精神状態、世界の見え方が「色」という
手段を用いて、よく表わされてますね。
世の中、陰と陽がありますが自分は変わり者なのか
もしれないけど、陽もいいけど陰にも惹かれる自分がいます。
陰て言うと暗い、マイナス、弱いって感じですけど、
彼女の絵は陰だけどどこか美しさ、強さへの憧れ
といった陽の部分も見えると思いました。
美術館はエッシャーしか行ったことない素人が
こんな↑感想言ってすいません(>_<)

2010/06/07 23:12 | しんこう [ 編集 ]


しんこう君へ 

 すてきな感想ありがとう、。
とってもしんこう君らしいなと思いました。

人が陰を求める気持ち…。それはどこからきてどこにつながっているのだろうね。

しんこう君の見せる多面性は、自分にとっても正直な証のように思えて、私はそういう人こそかなり信頼できるなと思うのです。

2010/06/08 23:23 | anne [ 編集 ]


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