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2011/10/26 (Wed) おかえりなさい

 喉もとの、柔らかいところをそっと下がったその場所に、ガーネットはいつもいてくれていました。

 小さな血のかたまりのような
 光をためた赤黒い石

 私の好きな石

 それはダイヤモンドやエメラルドや、アメジストなんかの明るい華やかさはないけれど、
ギュッと詰まって、覗くとキラっと応えてくれる。
意思の疎通、地味だけれど確実に味方、そんな石です。


 数年前、いつもつけていられるものが欲しくって、お友達に教えてもらったジュエリーショップに行ってみました。
(行ったのは、オープン直後の丸の内大丸、しかもうっかりクリスマスイブ。着飾ったカップルでものすごくごった返していて、
完全に来る日を間違った…と思ったのもいい思い出。) 

 そこで丁寧に丁寧に見せてもらって、
ガーネットと一口に言っても、石によって色や明るさが全然違う。
それを、形、カット、チェーン、全てが一番気に入った感じになるように、
「これ下さい」ではなく、「この石を、こっちのやつのこの形で、こっちのチェーンをつけて、もう少し縦長にカットにできますか」などと注文をつけてネックレスを作ってもらったのです。

 ホントにホントに小さくてシンプルなんだけど、こだわりと愛情がいっぱい詰まった宝物です。

 そのネックレス。
それから3年くらいずっと私の胸元にいてくれました。
夢中でいろんなことをがんばって、決断したり、泣いたりした時もずっと。

 そおして、穂高養生園に行って、初めてワークショップ担当をやりきったときにふとチェーンが切れてしまいました。

 最初は軽く考えていた私。
とにかく繊細なこのチェーンを綺麗に直してくれるところがこの田舎にあるのかしら…。と。
それで、近くの手作りアクセサリーなんて看板を掲げているいかにも観光地なお店にもっていこうかなと思ったとき
一緒に働いていた子から
「石は、チェーンが切れた時はその役目を終えた時だから、もうサヨナラの時なんだよ」と。

そぉなの!?
とびっくりして、確かに一つやり遂げた後にふと切れてしまったし、そうなのかもしれない。サヨナラしよう。

と、と、思ったのですが、
見たらやっぱり大好きで手放せない。
今後これ以上に好きなデザインの子に出会えるともとても思えない。

こういう心を執着といって、こういう心がいけないのか…などとまた悶々と悩みつつ、結局それから3年近く切れたまま捨てられないでいたのです。



ある日、本山をふらりと歩いていましたら、ジュエリーショップの店頭にチェーン修理の文字が。
今まで散々どうするか…なんて思っていたのに、
「あ、直そう、今すぐ直したい」と急に衝動が高まって、次の日にはもう、忙しかったのにどうしてもで閉店間際に駆け込みました。

高級な感じのそのお店では、綺麗なお姉さんが柔らかい笑顔で迎えてくれて、
「お預かりします」と言って、私の大切な子を白い手袋をキュッとはめてそっと受け取ってくれました。
そのことになんだかとっても驚いて感動して。
「どんな感じに繋ぐことができるか、いま職人に聞いて参りますので少々お待ち下さい」と言ってソファを勧められ、コーヒーとお菓子を出してくれたのです。
そして、丁寧にどんなふうに繋ぐのかを説明してくれて。

大切にしてくれるってうれしいね。


そして、1週間後、
いそいそと受け取りに行きました。

やっぱりカワイイ子、お帰り。

「ステキなネックレスですね。」と言ってくれたので、「ガーネットが好きなんです。」と言うと、
「私もです!」と。

そして、

ガーネットは絆を結ぶ石って言われてまして、遠くに離れた人との絆をしっかりつないでくれるんですよ。
それから、真実を照らす石とも言われていて、進む道や判断に迷う時に、正しい方向を示してくれる石なんです。と。

そうなんですね!

お帰り。だね。

     1.jpg


何だか力強い味方に再び会えたみたいで、とっても力が湧いています。



おまけ:

内容と全然関係ないですが、ずいぶん昔にふと知って大好きになったKenny Rankinの「In the name of love」。
レコードしかないみたいなので他の曲は私には聞きようもない、と、当時すでにあきらめて私の中で幻の人、な感じだったのですが、youtubeみたら意外といっぱいあったので、今、一人ウキウキ。
でもやっぱりこの曲が一番好きだなぁ
     













 

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2011/10/30 21:22 | [ 編集 ]


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