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2011/07/20 (Wed) 羊の余韻

 台風のおかげで、今日訪ねてくるはずだった人が来られなくなり、ポッカリ空いたお休み。
大事な用事だったのになんだかちょっとうれしかったのは、少しお疲れ気味なのかもしれない。

 縁側のテーブルでゆっくりゆっくり朝食をいただきます。

     110720_1109~01


 空は台風の余韻で、真っ暗になったり、突然日が差し込んだり、そしてそのままバラバラと雨が降り出したり。
不思議な天気。

 それに翻弄されてるかのような、喜んでるかのような、そんなお庭をぼんやりと眺めていたら、きれいなアオスジアゲハやら、アシナガバチやらが次々と飛んできて…。

ぼんやりぼんやり、こんな休日うれしいな。

     110720_1109~02




 先日、東京である人にお会いしました。

 とってもステキな文章を書く人です。
長いものも短いものも、私はとにかくその人の書く文章が大好きで、初めて読んだ時には本当に「この人は…」って驚いたもの。

 その端々に垣間見える物事の見方とか、それに対するスタンスとかが私と似ている気がして、何だかひどく年老いてしまっているような私の中のその部分はなかなか人と共有できることが少なくて、もちろんごくごく親しいお友達とはその部分を暗に了解し合っているから何だか深い仲良しなんだろうけれど、文章で始めからそのことをものすごく感じ取るということはなかなかないことなので。

 実際にお会いしたその人は、まるでその文章のように話す人だったので、とってもうれしくなってしまいました。
 聞き逃しそうなほどさりげなく込められた毒ッ気や、洒落た言い回しや、
淡々とさらりとしているようで、そのことこそが人に対する最大限の想いやりだったりすることがちゃんとにじみ出ていたりして。

 何だか話しているだけで、頭をヨシヨシされているような、そんな気分になりました。

 私は、頭も回らず、段取りも要領も悪く、きっと人から大丈夫かと心配されているようなのに、「人には頼らない!」と肩肘張って突っ走って生きてきてしまっているようなところがあり、こんなふうに誰かに頭ヨシヨシされているような気分になって安心するというのは本当にないことなので。




 数年前、立て続けに投げつけられたいくつかの言葉。
それらが私のあらゆる臓器に串刺しにささってしまっていて、それを少しづつ抜き続けるようなこの数年間だったように思います。
 その言葉が飛び出すまでに至ったあれやこれやがあってこそというのは重々承知しているし、もう違う文節で生きている人なので何とも想像のしようもなかったり、あるいはその性格を知り尽くしているから、なんでそんなことをいうのかも十分理解していて、わかってるんだけど、わかってるんだけど、

 でも、口をついて放たれた言葉そのものは、いくらその背景を理解したところで、そのまま頭がしっかり記憶してしまい、そんなことないんだって分かっていながらも日々私を責めてくるのでした。

 「自分なんて何の価値もない」そのことを振り切るようにダッシュで走ってきたような日々。

 そのころ親しくしていた人たち。「海に沈めてやっていいですか…」とこちらがびっくりするほど憤ってくれたり、「弱さだよ、強がってるんだよ」と慰めてくれたり、今も「元気~」とびっきりの変わらない笑顔で横浜や東京からお店を訪ねてきてくれたりする彼ら彼女ら。
その後出会ったたくさんの人たちにも優しい言葉や関わりをたくさんもらって、本当に年々年々いじけた心がほぐれてきたように思います。
ありがとう。




 お会いした次の日、
私とお会いした印象をその人が文章に載せてくださっていました。
あまりにも優しい言葉。
初めて会った私のことをそんなふうに印象してくれたんだ…と思ったら、
頭の先から足の先までがビリビリとしびれて、何だかうつむいたまま動けなくなってしまいました。

 それはまさに、その頃の私がほしかった言葉。
いやいや、それ以上の言葉。
こんな風に言ってもらったら、もう生きてきた私にこれ以上の幸せはないじゃないかと思えるくらい。

 なんだか、言葉で刺された穴、全部抜けた穴に小さく残っていたかさぶたが、ふわりと飛んでいったような、そんな瞬間でした。



 「せっかくだから何かお土産でもと思って」といって用意くださっていたたくさんのものは、どれも本当にセンスが良くて全く仰天していしまいました。
センスのいい人だというのは前から分かっていたことなので、そういう一般的な意味でのセンスの良さはもちろんのこと、
初めて会う見知らぬ人間のために、こんな感じかなと想像を巡らせていろいろ選んだり包んだりしてくれたということや、
そうして選んでもらったものがことごとく私がほしいと思っていたものやデザインや色や音だったりしたことに。

     110720_1237~02


 何だかため息が出ちゃうよね。


 人とどう関わって、どう生きていくかということに対して真剣に丁寧に取り組んでいる人というのは、派手なことは決してなくて、ただ日常の流れる時間に沿って、細やかに美しく生きているんだなぁと、
本当に本当に感動していました。


 羊が好きと言っていたけれど、何だか羊みたいに見える瞬間がありました。
とはいっても別にモコモコしているわけでも、ましてやあの変てこな目をしているわけでもないんだけど、なんとなく、ね。

     110720_1127~01


 いただいたファントム・クウォーツのブレスレット。
タイダイのワンピースによく合って、光にキラキラしてきれい…。







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ワタシも。 

みわさん こんにちは
あー。分かる分かる。 ワタシもみわさんのコトバや文章好きです(*^o^*)


ワタシはその気持ちをみわさんみたいに上手に伝えられないけど、このブログ読んでそうそう! そうなの!こうなの!
ワタシも好きなの~って共感。 何がって みわさんの文章が好きだし、震災のことや色々、内容にも頷くことありで、ほんとに勝手にヨシヨシ、HaguHaguされてますよ。

タッチセラピーならぬタッチなしセラピー受けてます。

2011/07/22 08:06 | ゆりこ [ 編集 ]


ゆりこさ~ん 

あ~ん。なんてうれしい言葉。
私のこんなただの書き殴りが、ゆり子さんをヨシヨシしていたなんて…。
私こそ、このコメントでヨシヨシですよ(って、もうヨシヨシだらけで何のことやら。w。)

ゆり子さんには実際に会ってヨシヨシしてもらいたい。
しつこいようですが、あの時吹雪の中でタオル持って駆け寄ってくれたゆり子さんのこと、一生忘れません。ホント。


2011/07/26 23:33 | アンネリダ [ 編集 ]


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