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2010/06/23 (Wed) 諏訪中央病院

 anneです。
ここ数日、仕事と遊びの予定が立て込んでいて、まさに分刻みのスケジュール!
楽しくて充実はしてるんだけど、大事なことを落とさずにいられるか、緊張が続いていました。

 でも25日のSBKライブに向けて絶対体調を崩すわけにはいかないし、いい加減な仕事をしていたら、ライブのための休みが二度ともらえないかもしれないので、相当気合入れていました。

 もうこれは神様からの試練!
「私がSHIGEOにのぼせて堕落する人間か、否か」を試されているので、この試験に合格すれば、きっといいことをプレゼントしてくれるに違いない!と、ひそかに炎を燃やしていました。

 昨日は疲労のため、かなり朦朧としてしまっていたのですが、なんとかひと段落山を越え、後は25日に向けて疲れをとっておくのみとなりました。

 前置きがすっかり長くなりましたが、今日はお休み。
かねてから行ってみたいと熱望していた諏訪中央病院へ行ってきました。

 養生園で毎年ワークショップをしてくださる、蓼科ハーバルノートの萩尾エリ子さんがグリーンボランティアとして、病院のハーブガーデンに携わり、園芸療法が本当に機能している病院なのです。

 もちろん、「がんばらない」の著者で知られる鎌田實先生のユニークな病院としても、とっても有名なところです。

 先日エリ子さんとお話しした際に、病院に行ってみたいといったら、6/23がお祭りだからと誘ってくださいました。

 まずは朝一で大好きなハーバルノートに立ち寄ると、お休み。がっかり。
外の椅子に勝手に座って、持ってきたミントティともち粉ベーグルをいただきます。
 
     100623_1009~02
  

 それからいざ!諏訪中央病院へ、病院の中ではブースが出ていて、アロマトリートメントや、お庭でとれた花のブーケや、お野菜やらを売っています。
 
     100623_1113~01
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 無料でハーブティもいただけます。  

     100623_1120~01
   

 いよいよお庭へ…。

 裏の小さな扉を出ると…溢れそうな植物が、奥へ奥へといざなってくれます。
近代的な建物からこの緑の洪水!秘密の花園だ~!

     100623_1317~01



 広い所へ出てガーデンを見通すと、可憐で生命力にあふれた植物が咲き乱れています。
それは、作られすぎていない、でもきれいに手を添えてある、自然な自然な美しさです。

    100623_1333~01
 

 お庭に面した所はリハビリ室。ここから患者さんが療法士さんと一緒に次々出てきます。
 みんな目を細めて、咲き始めたラベンダーに鼻を近づけたり、花の名前を一生懸命教えたりして、なんだかとっても楽しそう。
 外にこんなガーデンがあったなら、速く歩けるようになってお外に出たい!って絶対思うし。
花が揺れるのを見て、香りをかいで、鳥の声を聞いて…。
生きてることで感じられる喜びを全身で味わえるんじゃないかな。

     100623_1341~01


 ガーデンに立ち尽くして私はひたすら感動していました。

 人間にとって一番必要なことが、ほとんどの病院にないなんて。

 このドーム型のアーチは、ベッドがそのまま入れる大きさに作られいて、天井しか見えない臥床した患者さんが、花を眺め、香りを存分にかげるのだそうです。

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 花は自由に摘んで病室に飾っていいそうです。「今日母の誕生日だから」と、花束を作っているお見舞いらしき娘さんを見ました。

 医療の場に絶対的に欠けている何かを取り戻したいというのは私の命題、ライフワークに思っていることの一つです。
 今日はその強烈なヒントをもらったような気がしました。



 今日の訪問は、もう一つ別な目的もありました。
冬に3か月働いていた喜界島の病院。そこで知り合ったドクター夫妻。
何と去年養生園に見学に来たことがあるとのこと。

 離島も離島、喜界島で養生園の話が通じて、興味があるって方に会うとは思ってなかったので、とってもびっくりしたのですが、なんとその先生が今年から諏訪中央病院で働き始めたのです。
 せっかく近くになるし、ぜひ会いたいねと話していて、今日はやっとそれが実現しました。

 誰にでもフランクでおおらか、地域医療や自然療法にも興味があって、週に何日も当直をこなす激務の中(人手不足の甚だしい島の病院は、本っ当に激務なのです。)、訪問診療について行ったり、進んで島の人に関わろうとする先生は、若くても最上級の尊敬に値する医師です。
 それから奥様は、上品でかわいらしい人。そしてびっくりするほどに人が惹きつけられていく、そんな人です。
島にいたわずかの間に、だれもかれもが彼女とお友達になっていったような…。

 雨が上がった病院のハーブガーデン、一緒に行ったお友達と、エリ子さん、そしてドクター夫妻。
こんな素敵な場所で、こんな素敵な人たちと親しくできる幸せを私は深く深くかみしめていました。

     100623_1317~02


 帰りは車の中から、高い高い山の稜線に、雲の切れ間からカーテンのように光が差し込むのを見て…諏訪の地を後にしました。。
 


 

 

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先日は私のコメントに嬉しい言葉をありがとうございました。
私はLIVEに行けない分、
某所でSHIGEOサンに関連した事を好きに書き綴ってます(笑)
anneサンへ素敵なプレゼントが届きますように。
できればSHIGEOサンに関連した事が(笑)
すみません変なテンションになってます。
LIVE報告楽しみにしています。SBKは涙だったので私は来月のTakachaのリリパに万全の体調で参加すべく徐々にシフトチェンジします。
写真や文章を拝見していると、穂高に行きたい思いが募るばかりです。

2010/06/24 21:28 | kan [ 編集 ]


kanさん! 

 またまたのコメントありがとうございます!
いよいよ明日。
もうかなり地に足が着いておらず、無駄にうろうろしています。

 明日のライブ、kanさんの気持ちもしっかり持っていきますねっ。

 ところでその某所っていうのはとっても気になりますね。
可能ならこっそり教えてほしいです。

 来月は、行けなくはないんだけど、何せここは穂高。
無理せずもっとsamosまたはshigeoさんメインのライブに絞って集中したほうがいいかなと思い検討中です。

 会いたい気持ちはやまやまなんだけどねえ。

 あと一点。私今までshigeo,shigeoって呼び捨てていましたが、kanさんがさん付けしてるのを見て反省しました。
これからはちゃんとさん付けしたいと思います。 (本当は彼氏にだって呼び捨ては嫌なはずなのに、うっかりしてました。)

2010/06/24 22:12 | anne [ 編集 ]


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2010/06/25 17:24 | [ 編集 ]


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