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2018/01/23 (Tue) なんだか



小室哲哉さんの会見を見てから、思った以上に絡め取られている今日の私。
私が人生でただ一度、ラジオに電話でリクエストしたことがあるのは、
たしか中学時代。小室さんがソロアルバムを出した時。
ランキングに協力したくて、声色を変えて5回くらい。笑。

まず思い出したのは「日出処の天子」。
厩戸皇子のラスト。
「小さな女の子になってしまった」という言葉に。
もちろん状況は全然違うけれど。
人の手に持て余すほどの能力と、周囲との歪み。そして孤独。
巨大なエネルギーと、
中心にあるのはきっと周りのためにというその想いのはずなのに、うまく届かない。
その哀しさ。

そして、介護のこと。
私が訪問の仕事を始めたばかりの頃、
「若くて未来があって、健康で、どこにでも行かれて、正直あなたが羨ましい…」
と絞り出すように語られた言葉に私はショックを受けたことを急に思い出しました。

私はその時、健康で自由である自分が申し訳ないと思いました。
そして、知り合いだった社長の誘いで少しの期間だけ手伝うはずだったそこの仕事を、結局7年続けることになりました。
せめてこの方がサービスを受けている間は、気軽に辞めて傷つけることはしまい。と。

いろんなことが全然分からなくなり、
20代は自己犠牲をどう捉え直すかが課題だったように思います。

徐々に自己犠牲と人の役に立つことの折り合いが自分の中で見えてきて、
そしてアロマと出会い、
出口のないように見える、在宅や心療内科の場で向き合ってきた方達に光の糸口を差し出せるとしたらこれしかないと思い、
そして今に至るのだけれど。

何が言いたいかわからなくなってきたけど、
アロマの光をハッキリと感じ、説明すらしている最近の私だけれど、
あの頃たくさんの方に向き合い、一緒に光を信じて探っていくような毎日を過ごしていた頃に、一気に引き戻された思いです。

もうすぐ「つきいち」
今月のテーマは鬱。
触れることの力。

小室さんに、静かで、心からの喜びを穏やかに感じられる日々が訪れることを、心から願っています。

朝の棘。

お二階からは、昨日から滞在している小豆島のゴローちゃんの
切なくも明るいギターの音色が聞こえていました。

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2018/01/16 (Tue) 植物は大先輩なのだ

12月、そして新しい年を迎えて

12月は「石と浄化」とテーマをうち、どんなことが起きるかとワクワクしていましたが、
やはりやはりテーマは掲げるべき。
面白い12月でした。

ずらりと棘の空間にしつらえられた様々な石たち。
訪れる方の反応や変化も興味深く、
そして
私たちもピタリと会う石をお迎えしました。

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私はアクセサリーにモルダバイトとファントムクウォーツ。
夫はラピスラズリ。
そして瑛さんの小さな煙水晶など国産の石たち。

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その後、インフルエンザで息子と夫が寝込み、
年末のイベントなど様々を私ひとりで乗り越え、
まさに嵐のような日々でした。

嵐の中、不思議と胸から力が湧いてきて、そして頭から涼やかに抜けていくような感じが。
ちょうど石のアクセサリーのある辺り。
古来から石を用いたアクセサリーはあるけれど、もしかしたら装飾品というよりも、ちょうど胸や頭、手首足首といったポイントに石の力が届くように身に着けていたという要素が強かったのかもしれないな。と思いました。
余談ですが。


年が明けて、友人と熊野を訪れ、ここでもいろんなことがあり、
そしてとても感じたこと。

「大地は強い」

地球、大地、石や水、剥き出しのそれらは強い。
ヒトなんか時に簡単に吹き飛ばされてしまう。
飲み込まれてしまう。

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そして
植物は、、、というと
「植物は優しい」そんな思いを強くしました。
優しいというと語弊があるかもしれない。
植物は遠い圧倒的な存在のようにも思っていたけど、大地を感じた時、
植物はとってもこっち側、近しい存在だなぁと。

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植物はこの強いエネルギーの大地で、
ずっと長く生きてきた大先輩。
そう、大先輩。
まだ未熟な私達よりずっと在り方を知っていて、
思い上がった私たちを大きく見守ってくれたり、時に厳しく戒めてくれたり。
でも決して、大地のように一方的に飲み込んでしまうような有無を言わせずということもなく。
ヒトどうしのようでもなく。

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何も見えないままに暴走しがちな私たちを、同じ土地に生きるものとして
(迷惑被らないようにかもしれないけれど)時に手助けしてくれたり、諌めてくれたり、守ってくれたり。

ということを思いました。

剥き出しの大地に波長を合わせるのは生きていくのに必要なことだけれど、なかなかハードなことでもあり。
それを植物がふんわりと仲介してくれる。

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アロマトリートメントをする時、
手に植物のエッセンスを挟んで、人に触れる。
私たちは植物の息吹に包まれ、やっと安心して息がつける。

「植物なしには生きられない」というのは、食べ物や木材などの話だけではないのだと。
私たちは植物に寄り添っていなければ、きっと心も身体も保っていけないのだと。
そんなふうに思いました。


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2017/11/26 (Sun) 縄文と科学者

今月の締めにこちらへ。

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南区の見晴台考古資料館。
博物館の方におすすめされたので。


毎年11月は学びの月、と掲げて、昨年も一昨年も新しい精油や蒸留法を求めて小旅行していたのですが、

今年はテーマをどんぐりにしちゃったからあまり学びじゃないかな、なんて思っていたところ。

11月終わってみれば、やっぱり濃厚な学びの月になりました。

掲げるってスゴイ。




よく知らなかった縄文の暮らしを勉強してみて、いろいろ面白かったのですが、

最初に立てた問い

「狩猟採集中心の縄文と、稲作が始まった弥生以降で何が変わったんだろう。」

に対するはっきりした答えは、講座を終えた時点ではまだよくわからなかったのです。

弥生以降、村の戦対策が明らかになってくること、文化速度が一気に加速していくことから、

この間にあるものがすごく重要な気がして、そう思ったのだけど。

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そして、その後大はまりしている落合陽一さんのあれこれを見たり読んだりしていて、

対極なようでそんな問いに答えになるような様々が繋がってきて、面白い。




眠くなるからとお菓子しか食べないという最先端の科学者は、きっと鈍くなることが実感としてあるのだろうし、

その鈍くなるというのはきっと生命維持のストッパーで、それが力になる食事から湧いてくるというのも興味深いところ。

逆に言えば、甘いものだけ取り続けることが、やっぱりドラッグ的な作用をして、思考を冴え冴えにするんだろうなぁ。

採集したものより栽培したもの、さらに栽培しやすいように改良されたもの、美味しさのために収穫後に精製されたもの、とどんどん食べ物が変わっていくことで、

カラダから大脳新皮質へと全体的にシフトしていくし、

そうこうしていくうちに、こういう新皮質がものすごくスパークした天才みたいな人が生まれる割合も多くなって、文化が加速していったのかな、と。

でも、となると思考冴え冴えのスパークと同じくらい、大地に根ざした身体感覚冴え冴えっていうのも大切で、やっぱり肉体は人格を持ってるように思えるから、その声が外側に強く溢れていてこそ、検証しあえるバランスがとれるようにも思えるなぁ。


そして、生命維持のストッパーあると同時に、自然界のバランスを超えて増えられない調和のストッパーでもあり。
そこを超えたからこそ、トラブルも起こりやすくなったのかなぁ。



なんだか言葉にしてしまうと当たり前みたいだけれど、これが私の中でハマった時、すごく爽快な気分になったのです!




落合さんの話は面白いので、ぜひ見て欲しいんだけど、



機械なんてっていうのを除外してものをみれないっていうのは、実は人に優しくないのかもっていうふうに思えたのは、自分として新しかった。



ぼんやりしてるうちに、びっくりするようなテクノロジーの時代は思ってるよりすぐに来る。絶対に。
人間のパーツを機械に置き換える未来は、案外親和性の取れた状態なるのかな。

それともめちゃくちゃになるのかな。

私には分からないけど。

それこそ身体感覚のある人の声が重要なのかも。




そして、ネット時代には大まかな方向性だけ定めて、いろんなことをわらしべ長者的にやるのがいいという話に「それって百姓!」って思い、

専門性が大事みたいに言われていた近代から、やっぱりテクノロジーのおかげでもう一度ネイチャーに戻りつつあるっていうのはそういうとこからもあるかな、なと思いました。


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さてさて、よい11月、学びの月でした。
12月は石。そして浄化。
どんな月になるかな。





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2012/05/07 (Mon) ご褒美いっぱいの休日

 もうすぐお休みで、港に行くんだ!と、ずっとずっと楽しみにしていて、
そしてその日がやってきました。

天気予報では、雨のち曇り。

雨の港もまたいいかもね。
なんて思っていたら、曇っていた空はお昼前から見る見る晴れて、
すごくすごく気持ちの良いお天気に。

とっておき、fujii+fushikino展で買ったばかりのワンピースを着てお出かけしました。


仕事もね、仕事と言っても楽しいことばかりなので、いいんだけど、
でも
仕事全く関係なしに誰かと一日出かけたりってことがここ最近全くなかったので、
本当にうれしい。

久しぶりの名古屋港。

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さっき朝ごはん食べたばっかりなのに、なんだか興奮しているせいかもうお腹ぺこぺこ。
このままじゃ港どころじゃないよ。

「焼きそば」の文字に吸い寄せられてふらふらとフードコートへ。

今日はね、もう食べたいもの片っ端から食べちゃうんだから。
なんて。

頼んだもの。

名古屋焼そば。なるもの(コーミソースが名古屋だけのものって初めて知った。)
パッタイ。
きしめん。
味噌串カツ。
(麺ばっかり・・・)

きしめんはその場で食べて、あとは抱えていそいそと港まで。

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青い空、青い海。
そしてぽっかりぽっかり浮かんだ雲!

たくさんの人が載った遊覧船が、出発してぐんぐん進んでいく。

海釣りしている親子。
風で乱れるへアースタイルを直しながらなんども写真を撮りなおしている可愛いカップル。

楽しいなぁ。気持ちがいいなぁ。

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帰り道。

港から戻る地下鉄の中で、
「バラの饗宴~バラに魅了された4人のロザリアンと切り絵作家の世界。~」
との広告を見つけ、
フラフラと名古屋高島屋へ。

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てっきり無料かと思ったら入場料がかかると分かり、ちょっと躊躇。
でもまぁ、はいろうか。
と、切符売り場に向かおうとした時、
「これ、使って」と通りすがりのおばさんが、招待券をくれました。

なんてなんて!幸運!
スゴイ!信じられない!
今日はご褒美だね。本当に。って、興奮興奮。

バラ展はとっても楽しかった。
まぁ、室内、しかもデパートということもあり、屋外のバラ園のようなわけにはいかないのだけれど、
バラのエキスパートが選ぶバラというものは、本当に美しいものばっかりでうっとりしっぱなしでした。


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会場の外にはバラ苗がたくさん売っています。

私、こういうところに実は来たかったんです。

ちょっと前に、去年のバラ園の写真などふと見ていて、バラが急にすごく恋しくなっていたのです。
そして、バラの苗が欲しいなぁ、それもその辺のホームセンターとか園芸店のやつじゃなく、本格的に美しいやつを真剣に選びたいな、名古屋だったらどこに行ったらいいんだろうってネット調べたりしていたんです。

思いがけず叶っちゃった。

そして、
どの子がいいか何周も何周もして悩みに悩みに悩んだ末、
レディユーナというバラをプレゼントしてもらい、おうちに連れて帰ることに。

     

バラ展でも好きなバラに選ばれていた「ブル・ドゥ・パルファム」というバラと最後まで迷っていたんだけど、
このレディユーナは、
ポッと小さな明かりがともったような、幸せな感じのする花だったので。


     

枕元にこの小さな鉢を置いて寝たら、いい香りがずっとずっと漂っていて、本当に幸せ。

これから大切に育てていきたいと思っています。



本当に幸せな休日でした。



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2012/04/30 (Mon) 風邪っぴき

一週間ほど風邪が治りません。

ずっといろいろ続いていて疲れがたまっていたのかな。

でも、直接の原因は完全に自業自得で、夜中にyahooのトップに出ていたAKB公開処刑という文字が気になって、公開処刑ってなんだろうと思って開けてみたら、どうやらAKBメンバーが抜擢されたイベントでプロのモデルさんと並んだりして、そのスタイルの差が際立ってしまっている、という意味らしい。
そして、それについていろんな人があぁだのこうだのコメントしているのを見つつ、
そこから違う記事に飛んだりして、くだらない時間を過ごしてしまっていたのです。
AKBもですが、紗栄子という人も随分な言われようをしているのだなぁ・・・など、見なきゃいいのに気になってどんどん読んでしまい、
そして、そのコメントの言葉に何だかこっちまで傷ついてしまいました。

同じ何かを発信する身として、
銭ゲバだの、自分のことしか考えていない、だの、自分に酔ってる、だの、
こんなふうに言われたらつらいなぁ・・・って。

そんなことをしていてすっかり遅くなってしまい、
ずいぶん前に用意したお風呂はすっかりぬるい。
入った瞬間「ぬるい・・・」と思ったのですが、追いだきもないので少しお湯を足しつつ、
「ぬるいなぁ・・・」とのんきに思いながら毎度のことですがお風呂でうとうとしてしまった、

これがことの発端です。
情けない。



ずっと痰がらみと咳が続いていて、いい加減に胸が痛い。

そして、体力がないせいでちょっと何かするとすぐに疲れてしまう。

朝、その日の予定をイメージして、とてもこなせる自信がない…と、毎日よっぽど休もうかと葛藤しているのですが、ギリギリで思いなおして何とかやってきています。


もし休めるチャンスがあったらお店休んでがっつりなおしたいと思っていたのに、
なにかと外せない予定がチョコチョコあったので、そのチャンスがないままGWに突入。
何だか焦って悲しくなって、
お休みに入る人たちのワクワクした様子(に見える)に、
元気なのに連休なんてズルイ!と、
完全に的外れなやつあたりをするどうしようもない状態。

毎日最低限のことを集中して、
やれるかなと不安ながら何とか一つづつ終わらせていっていることを、
ホッとすると同時に、元気であれば感じないような達成感も感じていて、

本当に元気って大切ですね。


この連休中は、ちょうどいいくらいの忙しさで、大混乱することもなく、神様に感謝です。

5月の3日にはおやすみが来て、港に行ったりあんかけスパを食べたり、犬山の大好きなビストロに行ったりしようと思っていて、それをとっても楽しみにしています。


「フリーって毎日が夏休みみたいなイメージだったけど、実際は毎日が夏休み最後の日みたいな感じ」って、誰かがtwiiterでつぶやいていて、まさにまさにと膝を打ったのですが、
時間もお金もすべてがフリーってことは、
その時その時でキチンと自分で状況を判断して、何を優先するのかを決めていかないといけないなって。
私にはなかなか簡単なことではないですが、
そうしていかないと健康も、金銭面も、人づきあいも、
歯止めなく恐ろしいことに陥ったりする可能性があるということをしっかりと頭に置いて。

これからの課題です。



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